もちが縁を取り持ち・・・
地域のまちづくり委員会のみなさんは,地域内に眠っている石臼や杵の在り処,遠くの小学校まで餅つきセットを借りに行かれたり,たいへんだったようです。
私も祖父が元気だった小学校くらいまでは,従兄弟たちが集まって,石臼で餅つきをやった思い出があります。 できたての餅は,もち米の蒸した匂いがそのままなので,餅つき機や真空パックの餅とは全く違う風味があって旨いんだよね~。
私は,備品運搬→火の番→つき手ということで,ずいぶん活躍させていただきました。
わが息子は保育所以来の餅つきで,興奮気味,ぎこちない杵の持ち方でしたが,最終的にはパパたちの力強い仕上げのつきで,良く伸びる滑らかな餅に仕上がりました。 餅つき初経験のパパさんたちが,的をはずして臼を叩き,杵の破片が餅に混ざったときは,子どもたちから「あぁっ」という声が漏れましたが,それも「お尻から出るから心配なく」という台詞で場が和みあっという間の作業でした。
つき終わったあとはみんなで,ぜんざい,きなこ,砂糖しょうゆのブースを回って3種類の餅の味を楽しみました。
今のPTA会長は,お互いの息子が同学年で保育所からずっと一緒ですが,作業が終わった後,「厚生部の役員が今年からこの行事が始まったから,来年はやめますという人が多いんよね」と漏らしていました。
世話をしたもの,参加したものそれぞれが,来年はもっとこんなことができるかも,とか,もっとこうしたかったとか話しながら,またやりたいと思える行事にするのは,大変なことだと感じました。
運動会でのパパママ学年対抗リレーのような盛り上がりは,やはりそのあとの「もっと長く走らせてくれたら・・・」というコメントが象徴していました。パパの参加が多い行事はやっぱり,盛り上がりが違うと感じた,以後恒例となるであろう厚生部の餅つき大会レポートでした。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント