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2008年9月22日 (月)

”生”をつなぐもの

取り損なった夏休みの消化で休暇をもらった。
22日ということもあって,久々に夫婦だけで
映画館に行って来た。
「夫婦割引」で2人で2,000円
結構たくさんのご年輩の夫婦が並んでいた。

映画は「おくりびと」。
本木雅弘主演の納棺師の話だ。

誰にでも勧められる素晴らしい作品だった。
この映画で気付き,考えさせられたこと。

脇役の笹野高史のセリフに
「死は門だ。そこをくぐり抜けて新しい世界の扉を開ける。」
というくだりがある。
死は人生の最後ではない。
そこからまた生きている者に”生”をつなぐもの。

この映画の重要なアイテムとなっている「いしぶみ」も
もの言わずして,つながらなかった”生”を
人の死を持ってつなぐ役目を負っていた。

山崎努がふぐの白子を食べながら
「死を選ばなければ,生きるしかない
この白子もある意味死骸だ。
食べるなら旨い方がいい,旨いんだな~
困ったことに・・・。」
そう,人間も他の死を糧に”生”をつないでいる
そこからは逃げることができない。

残されたものの”生”と”生”をつなぐ。
人間に託されている最後の役目が
死という荘厳な儀式なのではないかと
考えさせられる作品だった。

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