オート=ON/OFF
家を建て替えてはや4ヶ月
梅雨のおかげで庭の芝もようやく生えそろい
部屋のあちこちの角で
足の小指をぶつけることも
ほとんど無くなってきた。
昨日からウォシュレットのオート(立つと流れる)機能が
切れていることに気が付いた。
入れておいても次に使うときにはOFFになっているのだ。
なんか,流し忘れそうで気になるので,固定はできないものかと
取り扱い説明書を読んでみたが一般家庭用には
そんな機能はついて無かった。
いくら家族の中の者とはいえ,
他人の固形物を拝見するのはごめんだろうし・・・。
そう思って犯人探しをしたら
OFFにしていたのは息子だった。
「お尻拭く前に流れてしまうんよ~」
「おまえ立ってから拭くんか?」
「足が宙に浮いたまま,拭けんのんじゃもん」
お尻が小さいのと,足が浮いた状態では
不安定で拭けず,降りてしまうと先に流れてしまう。
子どもの目線で考えるとONは不便な機能らしい。
「でも,2回流せば良いじゃんか」
「父さんは世界一受けたい授業の水の話し見たろ」
「日本人は他の国に比べてたくさんの水を使っとるいうぶん?」
「じゃったら,2回流したらいけんじゃろ~」
偉そうにも水を節約しろと親に説教をしている。
映画「アース」を見てからというもの,
動物たちの危機を目の当たりにして
息子の意識は変わりつつある。
子どもは大人たちと違って
世の中の便利さを基準に動いてはいないようだ。
明日の朝から,ウォシュレットを使うとき
ムーブ(ノズルが前後する)をやめて,自分が動くことで
省電力に僅かながら貢献してみようかと思った。
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